【セミナー】ヨルクルで、プチセミナーしてきました!
みなさん、こんにちは!
水本です。
先日のブログでもありましたが、
プチセミナーをやらせていただきました。
南大阪を中心に活動されるegaoプロジェクトさんのヨルクルという
イベントにてセミナーをさせていただきました。
セミナークラッシュしそうなくらい、話下手くそなんやけど大丈夫やろか
不安になりながら、パワポやトークの肝となる自分自身の過去と向き合いながらセミナー内容を考えました。
しかし、セミナー内容を、当日まで一度たりとも確認すらなかった、エガプロさんの心臓は強いぞ!笑
タイトルは RootsをRouteに 〜介護士カメラマンの生態と夢〜
というタイトルでお話をさせて頂きました!
内容は長くなるのではしょりますが、セミナー+プチ写真講座+僕の提案する出張写真館の
撮影体験をして頂きました
トークはは約束通りのクソみたなどもり具合でした。
台本も作ったのに。。 チ、チキショー!!!!
あの日の自分をファイナルフラーーーッシュで吹き飛ばしたい!
セミナー前の勢いはどうしたんだ!!!
しかも大幅に終了時間をオーバーするという笑
そんな僕をegaoで許してくれた、エガプロさんの寛容さは計り知れない。。さすが南大阪を代表するヘルプマンズ達。
しかし、撮影体験は盛り上がってくれてよかった。
終了後には心温かな感想もいただけて、本当にホッとしました。
※掲載許可をいただいております!
簡易スタジオを組み立て全てストロボ1灯で撮影しています
ライブ形式の撮影(テザー撮影というやつです。)だったので、
撮った写真がそのままモニターに映し出されます。
なので、相当恥ずかしかったと思うんですけど、勇気出して
撮影に協力してくださったみなさん。本当にありがとうございました。
介護現場でも使える撮影テクニック(お誕生日の写真編)
撮影体験の中、介護現場でも使える撮影テクニックについてご説明しました。
テクニック自体は些細な事なんですが、これが大きな違いになります。
僕は現役介護士なので、日頃からお年寄りと接しています。
生活の中で必ずお年寄りのお誕生日をお祝いもします。
お祝いの中で写真撮影も行う施設さんが多いと思うのですが、
大体、残念な感じの写真になることが多いのです。。。
そこで、下のテクニックをご紹介しました。
①おじいちゃん、おばあちゃんの目線で撮影する。
職員目線で撮影されれた写真をよく見ます。これはスマホで撮影する機械に慣れているため
アイアングル(自分の目の高さで撮影するアングル)で撮影する人が圧倒的に多いと思います。
しかし、施設で暮らす多くの高齢者の方は車椅子を使用されている場合が多いと思います。
上から見下げる写真は意図的でない限り、なんだか寂しくて残念やなあと思うんです。
そこで、目線の高さを、高齢者の目線に合わせて撮影することがとても大事なのです。
②主役(お誕生日の方)をひとりにしない(こっちのが大事かもしれない)
僕は、お誕生日でもなるべく2人以上で写真を撮るようにしています。(もちろんお一人バージョンも撮ります、いろんなパターンを撮ります。)あまり意識しないところかもしれませんが、せっかくの誕生日なのに、お祝いしてくれる人が一緒じゃないと、写真を見る人はなんだか寂しいなと感じると思うんですよ。それが特にご家族さんなら。僕の勤める施設だけかもしれないですが、一人写真は多くみられます。大体しかも、ケーキを貪っている時の写真。。。なぜだ! でも職員さんはシャイな方も多いので、一緒に撮ることを避ける人が多いし、恥ずかしい気持ちもわかります。でもせっかく生まれてきてくれてありがとうの日なのやから一瞬だけならいいじゃないですか! 僕は自撮り(携帯かタブレット型のPCのインカメ)してじいちゃん、ばあちゃんと一緒に写真を撮ります。最初は一緒に撮りましょ言っても「写真なんてええ。いらん。」と言われますが、一緒ならなんやかんや楽しんでくれます。一緒に撮ると普段見せてくれへん表情を見せてくれることだってあるんですよ。「にいちゃん、この写真私の目細くてあらへんやんか。」って言われた時のニマッとした笑顔が嬉しくて忘れられません。自撮り文化の栄えた現代だからこそ出来ることじゃないですか。自撮り。自撮りなら自然と体の距離も近づくので、親しみのある優しい写真になりやすいんです。
では、下にセミナーで撮影した写真を例題にあげます。
おばあちゃん役の方です。
アイレベル(自分の目線の高さ)で撮影しています
介護写真のテンプレート的ななぜか、全身を写すための縦構図です。
これもよく見かけます。
そしてこれが、おばあちゃん役の方の目線の高さから撮影した写真。
腰を落として、アングルを下げています。職員さん役のお二人にもご協力頂きました。
全員を写すために横構図にしています。職員さん役が入ると、自然と表情がほぐれましたね。
どうですか。
下の方が、幸福感に溢れてないですか!??
まあ、写真の感じ方は人それぞれですので、でも、僕は下の写真の方が好きです。
会場でも、さすがやな〜と言われた時にはしめしめという感じで笑 嬉しかったな。
例えばプロが撮った写真でなくても、職員さんが撮った写真でもいいなと思う写真は
たくさんあります。やっぱり馴染みの関係性で撮られる写真は高齢者の方もリラックス
できるので自然な表情になられますね。
そんな素敵な表情を引き出せるのに! ちょっとしたコツを知らないだけなのに
もったいないなと思うことは少なくはありません。
施設で職員さんが撮影された写真が遺影写真に使用されたっていうお話を何度も聞いたことがあります。
ご家族さんもやっぱり、施設で幸せそうに暮らしてたおじいちゃん、おばあちゃんの写真を使いたいと思うんです。
少しの工夫で写真は劇的に変わるので、是非とも、この目線を相手に合わせるテクニックを試してみてくださいね。
目線を変える(視点を変える)テクニックは様々なシーンに応用できますよ。
鳥の目、虫の目、そして人の目です。
現場の忙しさは身を以て体験してるし、僕も働いている時は、写真なんて撮ってる暇なんて、なかなかありません。。。!
しかし、コツは知っておいて損はないので、是非お試しください。
それでは、激しい雨天の日が続いてるため、気温の変化が激しいですね。
くれぐれもお体ご自愛くださいね。
それでは、また次回に。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
なんと参加者の方がグラフィックレコードを作成してくれていました!超感動しました〜!
あのわかりにくい内容をグラフィック化するセンスがすごすぎる・・!
南大阪発”egaoプロジェクト”
https://www.facebook.com/egaoproject.osaka/
✳︎プロフィール✳︎
介護士カメラマン
水本 光
現在も現役介護士として働く介護士兼カメラマン。
現在は関西を中心に福祉系セミナーや各種イベント、
幅広く写真撮影を行っています。
All photography and writing by Hikaru Mizumoto